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テヒョン最近ちょっとおかしくない？
なんか優しいような気がするんだよね(？)
なんてことを考えながら普段下ろしている髪をポニーテールに結ぶ。めんどいからてきとーね。
私と一緒にテストをやるであろう人達4人。
学級委員ちゃん、リアちゃんとその下っ端1人。
最初はなんかてきとーにボール触ってて良いらしい。
んでドリブルとシュート。ドリブルの時はちゃんとディフェンスつくらしい(？？？)
まぁ簡単ですね。
バスケットボールって重くない？バレーボールとかの後だと余計重いからいつか比べてみてほしい。
なんてどーでもいいことを考えながらてきとーーーにボール触ってたらいつの間にか先生の審査(？)タイムです。
私は2番目で学級委員ちゃんの次。うしろにはリアちゃん。その後ろに下っ端。関わりたくないし見てないことにしよ。
ここで理解した。学級委員ちゃんがドリブルする時は私が止めればいいってことだね！？
テストする人の次の人がドリブル止めるらしい。
気づくの遅くてごめんね学級委員ちゃん。
テストが始まり、私に向かって走り出した学級委員ちゃん。
ドリブル一定のリズムすぎて逆に怖いんですけど…
抜かれるのも嫌だな、って思ってたのでさりげなく(？)止めました。
観戦者(？)達からの歓声。
いや、うざいからいらんて。
ドリブル止めちゃったのでゴール前から再スタート的な感じでシュートした学級委員ちゃん。すぱ、って綺麗にシュートしました。上手です。
てか次私じゃん。
え待って、私のドリブル止めるのリアちゃん？？
超嫌なんだけど？
まぁいいか、ささっと抜こう。うん。目合わせずに。
先生の用意も出来たらしく始まった私のテスト。
いつも通りてきとーーーにゆっくりドリブルで近づいてく。
でフェイントにフェイントかけて(？)一気にスピード出して抜いてからシュート。ちゃんとスリーポイントです。
1番やり慣れてるやつ。
すぱ、と軽快な音を鳴らして返ってきたボール。
一瞬静まり返った体育館に響いた大歓声。
終わったからさっさと退散しよ。
あ、テヒョン。忘れてた。
なんかやれって言われたんだっけ？
とりあえずテヒョンの方にぴーすしときゃいいんだよね？
他の人も見てるかも、って思って一応ちゃんとした笑顔でやっといた。
どうしよ、
リアちゃん、リアちゃん軍団からの視線が痛い。
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作者名：いちご | 作成日時：2024年1月3日 20時
